マッチングアプリを利用したことがある人であれば、プロフィール作成に関する記事を検索したことがあるでしょう。
マッチングアプリの自己紹介文の書き方についての記事は数多く存在します。
しかしながら、アドバイスの根拠が不明瞭であったり、自分のこととして応用がしにくかったりして、参考になる記事はなかなか見つからないものですよね。
そのせいもあってか、プロフィールの出来が悪くて女性から見向きもされなくなってしまっている男性がたくさんいるのが実情です。
しかし、自己紹介文に必要な要素は限られています。
そしてそれは多すぎても少なすぎてもマイナスの評価につながってしまいます。
自分のことを十分に伝えられなくても、余計なことを言い過ぎてもダメということですね。
この記事では、女性に好印象な自己紹介文を書くための要素をまとめました。
実は、ポイントさえ押さえれば、自分が興味を持った相手ほどいいねを返してもらえる確率が上がるのです。
記事を最後まで読んでいただければ、いいね数が劇的に増えるプロフィールが書けるようになるはずです。
強調してもしすぎることのない自己紹介文の重要性
【朗報】自己紹介文で自滅してくれるライバル、めっちゃおる
「自己紹介文とか書くのめんどくさ・・・」
「どうせ女なんて顔と身長と年収しか見てへんし・・・負け戦ですわ」
もしあなたがそんなことを考えていたら、すぐに考えを改めてください。
自己紹介文は、顔・身長・年収よりもはるかに重要です。
※プロフィール写真については、写り方や表情で印象が大きく変わるのでめちゃくちゃ重要ですが、顔面そのものと写真は別物です。
プロフィール写真に関しては以下の記事で詳しく解説しているので合わせてお読みください。
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「そんなこと言われても、他人と差別化するのは難しい」
「そもそも自分には、他人と比べて特筆すべき特徴がない」
という声が聞こえてきそうですが、まったく心配ありません。
これは完全に僕の感覚ですが、半数近い男性は、自己紹介文のせいで8割以上の女性から「コイツはないわ(笑)」という烙印を押されています。
もうこの時点で、ライバルはかなり絞られているんですね。
そしてこの絞られた中でも、「コイツはないわ(笑)」とまではいかなくとも、それらの多くは女性の興味を惹けずに、自己紹介文をほとんど読んでもらえないままスキップされます。
平凡な自己紹介文では、よほど趣味が合っていたり、容姿が女性の好みであったりしない限り、マッチングの機会を逸することになるのです。
万人受けは狙わない
とはいえ、すべての女性に刺さる自己紹介文にするのは現実的ではありません。
女性の多くは、ぼんやりとでも「こういう男性がいい」というイメージを持ってアプリを利用しています。
そのイメージとあなたのプロフィールに乖離があれば、興味を持たれることはありません。
かといって、万人受けを意識しすぎて当たり障りのないことだけを書いていても、薄っぺらい自己紹介文が生成されてしまい、何の印象にも残らないまま無情にもあなたのプロフィールはスキップされてゆくことでしょう。
したがって、自分がマッチングしたい女性をある程度イメージした上で、そのような女性の心に響くような自己紹介文を意識する必要があるのです。
心に響かせると言っても、特に難しいことはないので安心してください。
「心に響かせる」を意識する必要があるのは、自己紹介文の中でたった1箇所だけです。
それでは次章から、具体的な書き方を見ていきましょう。
マッチングアプリの自己紹介文に絶対に外せない要素
以下に5項目を挙げていますが、自己紹介文を書くのが苦手という方は、基本的に順番通りにこれらの項目について書いていけばOKです。
項目としてはありきたりですが、細かい部分で女性に与える印象が違ってきますので、手を抜かないようにしましょう。
仕事:やりがいあります感を出す
もしあなたが仕事を辞めたいレベルで嫌いだと思っていたとしても、マッチングアプリの自己紹介文にわざわざ仕事についてネガティブなことは書かないはず。
とはいえ、仕事に思い入れがない人は「〇〇をやってます」とさらっと流してしまう傾向があり、これはNGです。
「エッ・・・拙者、学生時代に拙者を虐めていた陽キャ以上に憎い仕事のことを出会いの場においてまで持ち出したくないでござるが・・・」
などと言っていてはいけません。
どんな女性が相手でも絶対に話題に上がる話なので、自分の仕事については簡単に誰にでもわかるレベルで説明できるようにしておいてください。
どんな女性でも、程度の差はあれ男性には頼もしさを求めています。
仕事にやりがいを持っている男性は、「安定収入を得ることができる」「出世して収入アップが期待できる」ことを本能的に女性に感じさせます。
つまり、女性にとって長く寄り添える相手ということです。
一見すると魅力的な男性であっても、長期的な目線で不安を感じる部分があると、女性は身構えてしまいます。
「プレッシャーはありますが、チャレンジできる環境で日々充実しています!」
「将来は〇〇を目指したいと考え、日々仕事に取り組んでいます!」
という感じに意欲を見せ、安心感を与えることを心掛けましょう。
趣味:書きすぎても書かなさすぎてもダメ
これも仕事と同様、「趣味は〇〇です」でだけ済ませると寂しい印象がありますが、
「最近は中でも▲▲にハマっています」
「特に最近は▲▲を勉強中です」
「休みの日はよく▲▲をして過ごしています」
など、その分野に疎くても理解できる内容を軽く添える程度がよいと思います。
自己紹介文においては、メッセージや会ったときのやり取りで女性側が話題の種にしやすそうな書き方を意識しましょう。
また、普段のあなたがどのように過ごしているのかイメージできるような記述が理想です。
もしあなたが共通の趣味で女性と繋がりたいのであれば、趣味に力を入れて書いてもいいと思いますが、僕としてはあまりおすすめしません。
しかし、娯楽や生活様式が多様化した現代において、異性間で趣味が一致することはそうそう無いですし、SNS等で活動した方が趣味で繋がれる確率は高いでしょう。
たとえば好きなJ-POPアーティストが一緒だったとしても、大抵の場合は知識量に差があるので、意外とその話題では盛り上がり続きづらいのです。
逆に、誰とでも合うような趣味(例:美味しいものを食べること、寝ること)しか書いていないと、これはこれで人としてつまらない印象を与えてしまいます。
したがって、趣味についての言及は必要ですが、会話のきっかけになるものという程度に考えて、減点されないように無難にまとめることをおすすめします。
性格:「友人からは○○と言われます」と表現する
人のいかなる性質も、ポジティブにもネガティブにも表現できますが、言うまでもなくマッチングアプリの自己紹介文ではポジティブな表現をすべきです。
ネガティブな表現をポジティブに変えると、たとえば、
飽きっぽい ⇒ 好奇心が旺盛
話すのが苦手 ⇒ 傾聴力がある
単純 ⇒ 素直
といった具合ですね。
まず自分の性格をポジティブな表現にし、それを他人からどのように評価されているかという体で書くとナチュラルに良い印象に持って行くことができます。
「友人からはよく素直な性格だと言われます」
このとき、「責任感がある」とか「誠実」とか、自分で言ってたら自己評価が高い奴認定されてしまうような性格を選ぶのは避けてください。
友人の評価という体で書いてはいますが、どうしても鼻についてしまいます。
性格についての記述は、あなたの長所をアピールすることではなく、あくまで人柄のイメージを持ってもらうことが目的です。
また、本筋と逸れますが、大抵のマッチングアプリでは、プロフィールで自分の性格を選択する項目があります。
ここでは自分が与えたい印象を明確にするために、選ぶ選択肢の数は多くても3つくらいにしておきましょう。
価値観:女性の心に響くか否かの最重要ポイント
価値観とは、「自分が何に価値があると考えるか」ということです。
マッチングアプリの自己紹介文においては、女性が「この人と一緒に過ごすとどんな生活が待っているか」を漠然とイメージできる形で、あなたの価値観を簡潔に書きましょう。
結婚しても自分の時間をしっかり持ちたい
⇒「一緒に暮らす中でも、お互いの時間を大切にできるような関係が理想的だと思っています」
たえず成長志向でありたい
⇒「何かに一生懸命に取り組んで、互いに尊敬し合える関係を築ける人に魅力を感じます」
という具合です。
ここはしっかり自分自身について理解を深めた上で、内容を吟味していただきたいところです。
では、なぜ自己紹介文に価値観についての記述が必要なのでしょうか。
上の成長志向の例でいうと、「とりあえず結婚できればいいわ。結婚がゴールよ!」などと思っている厄介な女性は寄って来なくなりそうだと想像できるかと思います。
逆に、自己紹介文にこの一文があるだけで、たとえば仕事にやりがいを感じて真摯に取り組んでいる女性の目には、あなたは非常に魅力的な男性に映るということも、お分かりいただけるでしょう。
そのような自分の価値観に共感してくれる女性に「いいね」を送れば、リアクションをもらえる可能性は格段に高まります。
上記はあくまで一例ですが、ここでイメージしていただきたいのは、特に人生を共にする相手を見定めようとしたときには、「今どこにいるか」という現時点でのお互いの位置関係ではなく、「どこに向かっているか」というベクトルの向きが近いときに強い共感を覚えるということです。
僕が今もっともおすすめするマッチングアプリがゼクシィ縁結びです。
ゼクシィ縁結びは、無料登録で価値観診断が可能です。
これは、ゼクシィ縁結びがお互いの価値観を尊重し合える出会いを大切にしたいという思いから提供しているものです。
自分で自分のタイプや恋愛傾向がわかっておらず、プロフィールで自分をどうアピールすればよいか悩んでしまう人も多いはず。
そんな人は、きっとプロフィール作成のヒントも得られるのでまずは無料で登録してみることをおすすめします。
こうしたマッチングアプリが人気であることからも、互いの価値観を知るということの重要性を認識している人がいかに多いかということを理解できますね。
あなたにとって同じゴールを目指して一緒に歩んでいける女性とはどのような人かをよく考えてマッチングアプリの自己紹介文を考えてみてください。
最後に、真剣さをアピールする
女性は、マッチングアプリを遊び目的で利用している男性が大勢いることをわかっているので、常に疑心暗鬼な女性が珍しくありません。
自己紹介文の末尾に「将来を見据えて真剣にお付き合いできる方と出会えればと思っています」など、真剣さが伝わる一文を入れておくことで多少の安心感を抱かせることができます。
ただし、マッチングアプリの利用者には、まだ結婚まで考えていないという若い女性もいますので、そのような層に対しては逆効果になる可能性はあります。
とはいえ、当ブログをお読みいただいている方であれば、書いておいてマイナス要素になることはない内容かと思います。
マッチングアプリの自己紹介文でのNG表現
前章で紹介した要素以外で自分の魅力をより多く伝えられるのであれば、これにこだわる必要はありません。
しかしその場合でも、以下の点にはくれぐれも注意してマッチングアプリの自己紹介文を作成しましょう。
自己紹介文のNG① 謙遜のつもりが自信のなさに溢れている
「僕で良ければ、お話ししてみませんか?」
「少しでも気になっていただけたら、いいねしてもらえると嬉しいです。」
これを見た女性が、あなたのことを魅力のある男性だと思ってくれるでしょうか?
不特定多数に向けたメッセージでこのような表現をしてしまう男性は、男性が女性に選んでもらうものだと心のどこかで考えてしまっているので、今すぐ考えを改めましょう。
自己紹介文のNG② マッチングアプリ不慣れアピール
「最近始めたばかりでまだ使い方がよくわかっていませんが~」
「友達に勧められて始めました」
女性にとってまったく必要のない情報ですし、真剣さも伝わらなくなってしまいますので自己紹介文に書くのは絶対にやめてください。
自己紹介文のNG③ アプリを始めた理由がネガティブ
「仕事柄、出会いがないので始めました」
「〇年前に彼女と別れて、そろそろいい出会いをと思って始めました」
知らんがな。
「出会いがない」は、わざわざモテないアピールしているように聞こえたり、環境のせいにして強がってるように捉えられたりする可能性があるだけで、逆効果です。
「前の彼女と別れた」などと自己紹介文に書いていると、相手が求めていない自分語りを展開してしまう典型的なイタい奴というレッテルを貼られることは免れません。
誰もマッチングアプリを始めた理由なんて求めてないので、要らんことを書いて自滅しないようにしましょう。
その他、自己紹介文で気をつけるべきこと
自己紹介文の注意点① 文字数・記述スタイル
マッチングアプリの自己紹介文の文字数については、400字前後、多くても600字程度まででまとめるのがよいと思います。
女性が一度に何人ものプロフィールに目を通さないといけないことを考えると、冗長な文章になると真剣に読んでもらえない可能性が高まります。
一方で、短すぎたり必要最低限の内容が欠けていたら真剣さが伝わらないので、どれだけうまくまとめても400字前後になるでしょう。
記述スタイルについては、よほど読む人を引き込むライティングスキルのある人を除けば、「仕事」「休日の過ごし方」などの項目別に簡潔にまとめると書きやすいです。
自己紹介文の注意点② 顔文字・絵文字
マッチングアプリの自己紹介文では、真剣な印象を与えるために基本的には顔文字や絵文字は使わないほうがよいでしょう。
メッセージでは相手に合わせて使用することもあるでしょうが、プロフィールでは良い印象を与えることのほうが少ないです。
自己紹介文の注意点③ ウケ狙い
マッチングアプリの自己紹介文でのウケ狙いは、よほどライティングスキルが無い限りはやめておくのが無難です。
「(笑)」や「w」も、上手く使ったところで好印象になることはありません。
特に、プロフィールから真剣さが薄れてしまうようなテコ入れは絶対やめましょう。
さいごに:まずは手を動かそう
マッチングアプリの自己紹介文をに必要な要素についてお話ししました。
プロフィール作成の手が止まってしまっている方は、本記事で紹介した内容を参考に、手を動かしてみてください。
細かいNG事項もたくさん挙げましたが、まずはあまり気にせずに思ったことをどんどん書いていきましょう。
書いているうちに自分のことが少しずつわかってくるという場合もあるので、うまくまとめる自信がないという人もとにかく書き始めてみることが重要です。