「自分はこれといった趣味がないけど、女性から見たらつまらない人だと思われるのかな・・・」
「趣味は持つべきとかいうけど、女性と趣味が合うなんてことほとんどないし意味ないんじゃないの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、趣味は絶対に持った方がいいと考える僕の立場で考えをまとめました。
実は、恋活・婚活において趣味を持っているかどうかは非常に重要です。
本記事をお読みいただくと、趣味を持つことで、人としての魅力を高めることができるということがご理解いただけるでしょう。
趣味がないことによる男性のデメリットは大きい
趣味がないことのデメリットは以下の通り。
① 会話が膨らまない
② 言えない趣味があると思われる
③ 自己開示しない人だと思われる
④ 物足りない男性という印象を与える
順に見ていきましょう。
趣味がないことのデメリット①:会話が膨らまない
女性から趣味を聞かれたときに、これといった趣味がないと、回答に窮しますよね。
これは容易に想像できることですし、それだけだったら、想定問答を用意しておけばなんとかなるかもしれません。
しかし、もう1つ大きな問題があります。
それは、自分が趣味を持っていないせいで相手の気持ちがわからず、女性の趣味の話を深堀りできないということです。
多趣味な人は好奇心が旺盛なので、自分がまったく知らない分野の話にも壁を作らず、すぐに興味を持ちます。
そして、自分の関心の赴くままに相手に質問をするだけで、自然と会話が盛り上がるのです。
しかし、そもそも趣味に没頭している人の気持ちがわからない人は、相手の話になかなか共感できません。
あなたが興味がなさそうにしていたら、女性は自分の話を続けるのを躊躇ってしまいますよね。
趣味がないことのデメリット②:言えない趣味があると思われる
「趣味はないです」とストレートに言うと、「じゃあ暇な時間は何してるのか」という疑問を持たざるを得ません。
人によっては「人に堂々と言えないような日々の過ごし方をしてるのかな」という考えに至ります。
趣味以外の雰囲気にもよりますが、暇さえあればギャンブルするような男性だとか、暇だからマッチングアプリで遊び相手を漁っている人だとか思われる可能性もあります。
女性にそのような疑いの目を持たせてしまう要因を作ってしまうのはもったいないですよね。
自分のことを堂々と話せる男性のほうが魅力的であることは間違いないですから、自分を表現する方法としても趣味というものは重要なのです。
趣味がないことのデメリット③:自己開示しない人だと思われる
「趣味はないです」と言ったときのもうひとつのパターンは、女性が「この人は自己開示をしない人なんだ」という印象を抱くことです。
自己開示の返報性という言葉もあるように、自己開示しない相手に対して自分のことを話そうとは思いません。
趣味でなくても、自分の生い立ちや過去の失敗に関する話も自己開示にはなります。
しかしそういった込み入った話をするのは親しくなってからすべきですから、やはりとっかかりとしての趣味は重要です。
趣味はお互いを理解し合うための入口として最適な話題ですし、自分らしさのアピールにもなりますよ。
趣味がないことのデメリット④:物足りない男性という印象を与える
聞き上手で女性と楽しく話ができるスキルがあれば、第一印象は良くなります。自
分が趣味について語れなくても、最初のうちはなんとでもなるでしょう。
しかし女性と距離を近づけるにつれ、女性は違和感を覚えます。
(この人、なんか魅力がないなぁ・・・)
これを言語化するのは難しいのですが、男としてどこか物足りないということです。
勤勉性や誠実性など、多くの女性が男性に求めるポイントというのは存在しますが、それらを持ち合わせていれば女性にモテるのかというとそうではないですよね。
女性が男性に惹かれるのは、意外な一面が垣間見えたときだったり、今までに会ったことが無いタイプの男の人だと感じた瞬間だったりします。
特別な関係を築くには、やはり何かしらの”決め手”が必要なのです。
趣味がない男は、この「なんか魅力がない」男性になってしまいがちです。
逆に趣味がある男性は好奇心や行動力を持っているということ。
その趣味が女性にとって興味のあるものかどうかは関係ありません。
趣味に取り組むこと自体が価値観の形成につながり、普段の会話や振る舞いにその人の人生観が表れるのです。
「仕事が趣味」はアリかナシか
では「仕事が趣味」というのはアリでしょうか?
結論から言うと「仕事が趣味」はアリですが、気をつけないといけないポイントがあります。
以下で解説していきます。
中身のある「仕事人間」かどうかが問題
「仕事人間」には大きく2種類います。
1つは経営者のように自分のビジョンが明確で、自分で何もかも決断して物事を進めていくような人です。
このような人は「仕事が生きがい」と言えますし、仕事を語らせたら興味深い話が聞けること間違いなしですよね。
もう1つは、日々上司に言われるがままに仕事をこなし、ときには休日も返上でタスクをこなすだけの人です。
このような人の場合は、忙しくしている自分に満足しているだけというのがほとんどです。
会社員という働き方そのものを否定するわけではありませんが、目の前の仕事をこなすことに満足していては危険だということはお伝えしておきたいと思います。
会社員であっても、自分が今まさに取り組んでいる仕事の意味を考え、将来のビジョンをしっかりと持っていれば、それは「中身のある仕事人間」と言えるでしょう。
要するに、趣味が仕事だと言うくらいなら、仕事への思いを語ったときに、その話を聞いた女性があなたを魅力的な男性と捉えるかというのがポイントです。
ただただ日々忙殺されているだけの人の仕事の話なんて興味深いはずがありませんよね。
勘違いしないでほしいのですが、大きな夢を持って日々を生きていないと人間としての魅力がないとか、そんなことは一切ありません。
必ずしも仕事がやりがいのあるものでなければならないとも思いません。
しかしながら、趣味を持つ人の多くは仕事にも目標を持って取り組んでいますし、逆に趣味のない人は仕事もなんとなくこなしているだけということが多いのが事実です。
趣味に取り組むことが好奇心や向上心に作用し、仕事にもよい影響をもたらすというわけですね。
自分がただ日々の仕事に追われているだけだという自覚のある人には特に、趣味を持つことをおすすめします。
「仕事が趣味」であることの危険性
仕事以外に生きがいがない人は、次のようなリスクを抱えていることを自覚しましょう。
① 強いストレスに対処する術がない
② 定年後どうする問題
順に見ていきましょう。
強いストレスに対処する術がない
雇われの身で仕事をしていれば、いくらやりがいがあったとしても自分がやりたくない仕事は降ってきます。
その期間が長引けば、仕事に対するモチベーションは維持しづらくなります。
また、ひどく落ち込んでしまうような大きな失敗をしたり、理不尽に上司やお客さんから怒られたりすることもあるはずです。
そういうときに仕事以外にストレスのはけ口がなければ相当息苦しい思いをします。
自分は無能だとか、上司は何もわかっていないとか、自分でなかなかコントロールできないことは考えれば考えるほどストレスは積もる一方です。
そんなときに、没頭できる趣味があるかないかが精神の安定に大きく関わってきます。
趣味は、自分のペースで取り組み、自分さえ満足できればよく、他人の目を気にする必要はありません。
これに対して、仕事にはスキルと経験が求められ、他人から評価されて初めて価値が生まれるものです。
仕事が自己満足で終わってはいけませんよね。
誰の意見にも振り回されずに自分のペースで楽しく継続できていることがあると、つらいときや苦しいときにはとても大きな心の拠り所になってくれるのです。
定年後どうする問題
少し前に、老後の必要貯金額についての報道が過熱しましたが、老後の生き方こそが重要です。
資産は生き方の選択肢の幅を広げるために重要なものであって、充実した人生を無条件に提供してくれるものではありません。
ある日を境にいきなり「もう会社に来なくていいですよ」と言われ、何をして過ごせばいいかわからなくなる。
そんな人が増えているといいます。
ライフステージによって価値観や趣味嗜好は変化しますから、今から老後の趣味を見つけておけということではありません。
ただ、仕事そのものではないどこかに自分が価値を置いているものがあるはずです。
それが自分にとって何なのか日々考えるようにしておくべきでしょう。
自己理解を深めておけば、いきなり何もない砂漠に放り出されても、自分で進むべき方向を模索し、歩みを進めていくことができます。
趣味というのは、死ぬまでそれが趣味ということはなくても、自己理解の助けとなるものであることには違いありません。
マッチングアプリでの恋活・婚活では特に趣味が重要
マッチングアプリは街コンや婚活パーティと比べると、プロフィールを詳細に記載し、会うときは必ず1対1でそれなりに長時間になります。
つまり、会うと決まった時点でお互いのことをよく知ろうとしているわけです。
コンパやナンパのように、その場の雰囲気や流れで急に女性が「なんかこの人いいかも」と思ってしまうなんてことはまずあり得ません。
逆に言うと、マッチングアプリで女性と会う場合には、誰にも邪魔されずに自分をアピールする時間が十分にあるのです。
ということは、あなたの好きなことや大切にしていることを表現することであなたの人間性を素敵だと思ってもらえれば、女性との距離はグッと縮まります。
趣味について堂々と話せれば、自分を表現することは難しくなさそうですよね?
趣味それ自体はあなたのステータスを上がるわけでもなければ、女性との共通点をもたらすものでもありませんが、趣味を持つことで見える世界は確実に変わります。
さいごに
趣味は、焦って見つけるものではありません。
でも少しでも興味を持てるものが見つかれば、ちょっとでもいいのでそれについて調べる努力をしてみてください。
ただし、それに詳しくなろうとしてはいけません。
究めようとすると、楽しいと思う前に挫折してしまいます。
深く知ることそのものより、知ろうとする好奇心こそが、心の豊かさや気持ちの余裕といった、女性から魅力的に見える要素をもたらします。
趣味を通して日々を充実させ、人間性を高めていきましょう。
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