「マッチングアプリで女性とデートすることになったものの、全然会話が続かない・・・」
「なんとか会話を続けようとするけど、女性がちっとも楽しそうじゃない・・・もう女性とデートをするのが怖い」
そんなふうにお悩みの方に向けた記事です。
僕自身、会話が本当に苦手で高校・大学では友達を作ることすらままなりませんでしたし、大学では結局ひきこもりになってしまうほどでした。
でも実は、デートでの会話って、うまく喋れる必要はないんです。
会話が何より苦手な僕でも常に2回目のデートにつながっていたのは、そのことを理解していたからです。
この記事では、会話が苦手な多くの男性が誤った考え方をしていることを述べた上で、女性との初デートでの意識すべきポイントを解説します。
会話下手でも自信をもって女性との初デートに臨むことができるようになるはず。
初デートでの会話が苦手な男性に共通する唯一の特徴
ここでは、女性との会話に苦手意識を持つ男性に共通する誤った考え方と、女性がなぜあんなに会話を苦にしないのかについて見ていきます。
相手を「楽しませないといけない」と考えている
初デートでの会話が苦手な男性に共通する特徴、それが「男性は女性を楽しませるもの」だと勘違いしているということです。
大前提として、会話は自分が楽しくなければ意味がありません。
もし「自分が楽しくなくても、相手を楽しませられればいい」と考えているなら、それはもはやコミュニケーションではありません。
テクニックに頼ろうとしているということです。
緊張しているのはわかりますが、まずは自分が楽しむ意識を持ちましょう。
楽しもうという気持ちがあれば、その場の状況や相手の女性に関する話題が自然と出てきます。
この気持ちを持って場数を踏めば、女性との会話に対する苦手意識はどんどん無くなっていくはずです。
女性はなぜ他愛もない話が半永久的にできるのか
「男は会話に目的を求める 女は会話自体を楽しむ」なんて言い方をしますが、なぜ女性の会話はいつまでも続くのでしょうか。
これは、男性が「情報の共有」を目的に会話を行うのに対し、女性にとっての会話の目的が「感情の共有」だからです。
この男性脳と女性脳の性差は、歴史的に男性と女性それぞれが担ってきた役割の違いにより生じています。
長い人類史の中で、生命の危機に脅かされることなく生活ができるようになったのはごく最近のことであり、大半の期間において、男性は生命維持のために狩りを行なっていました。
狩りでは常に危険と隣り合わせですから、素早い状況把握と問題解決の能力を必要とされます。
一方の女性は、男性が狩りに出ている間、女性どうしで集まって子どもを育てる役割を担っており、密なコミュニケーションと相互扶助が求められました。
こうした背景から、男性と女性では本能的に備わっているコミュニケーションに対する意識が異なるということです。
だから、男性は情報のやり取りを終えると話すことがなくなる一方で、女性は相手と共感ができる限りいくらでも話を展開することができるんですね。
確かに、現代では男女でのライフスタイルの差異はどんどん小さくなっていることから、後天的に男性的な思考に傾倒する女性もいます。
とはいえ、女性とのコミュニケーションがうまくいかないのが、この脳の性差に起因していることは明らかです。
このことを理解した上で女性との会話に臨めば、よりコミュニケーションを楽しめるでしょう。
女性との会話を盛り上げるためのポイント
では、自分が会話を楽しむためにはどうすればよいのかということですが、何はともあれ、まずは自分自身が相手の女性に興味を持つことです。
そして相手に興味を持つには、相手から話を引き出すための話題を提供する必要がありますよね。
また「ちゃんと会話が盛り上がってるな」と思えていなければ、その場を楽しむことも難しいでしょう。
具体的なポイントは次の3点です。
① 相手の話にしっかり興味を示す
② 目に入った情報から話題を作る
③ 話下手は、間を作らないことを意識する
詳しく見ていきましょう。
相手の話にしっかり興味を示す
恋愛に限らず、コミュニケーションにおいて、相手が自分の話に興味を持ってくれていると嬉しいものです。
たとえば、あなたの趣味が海外旅行だったとした場合に、
「海外ですかー、私、行ったことないんですよね。行きたいとも思わないですー」
なんて言われたら
(は?なんやねんコイツ・・・)
と思いますよね。
一方、
「私海外行ったことないんですけど、価値観を広げるためにも行きたいって思ってるんですよー!友達と2人で行くのにおすすめの国とかありますか??」
って食い付いてきてくれたら、もっと話をしたくなりますよね。
なので、この例で男女逆の立場で考えてみてください。
あなたが相手の話に興味を示してあげれば、女性は喜んで話をしてくれそうですよね?
自分がある程度詳しい話題よりも、知らないジャンルの話だったらむしろチャンスです。
「なにそれ、めっちゃ興味ある!ちょっとそれ詳しく教えてください!」
と、教えを請いましょう。
これは会話のテクニックというより、普段からいろんなことに好奇心を持つことで、自然と女性の話に興味を持てるようになるというものです。
逆に、マッチングアプリでたくさんの女性と会って話をすることでも、好奇心は広げられます。
アンテナが高い男性の方が人間味があって魅力的ですよね。
普段の生活から、あらゆることに興味を持ちましょう。
目に入った情報から話題を作る
自分が楽しむことが重要なのは理解いただけているかと思いますが、やはり「相手を楽しませないといけない」という考えは拭い切れないですよね。
「相手を楽しませないといけない」という意識は、「面白い話をしなきゃ」という考えに結びつき、結局何も話せなくなるという事態を招きかねません。
考えれば考えるほど話せなくなるのです。
そこで、目に見える状況をそのまま話題にするという方法です。
女性は普段からやっていることですが、話下手な男性は、沈黙が続くと「プロフィールなんて書いてたっけ…」と考えがちです。
プロフィールに基づいた話題ばかりだと、お互いのことを知ることはできますが、どこか面接のような重い雰囲気になってしまいます。
せっかく会って同じ時間を過ごしているのですから、2人だけの時間での出来事をタイムリーに話題にする方が、共感が生まれ、場が盛り上がります。
一番わかりやすい例が料理です。
食事デートなら、一緒に食事をしながら会話をしているのですから、料理に関しての感情を共有するのはマストですよ。
他には、女性のファッションやお店の雰囲気についてとかですね。椅子の座り心地なんかでもいいです。
目の前にある状況から感情を共有する意識を持ちましょう。
話下手は、間を作らないことを意識する
僕自身、話下手で、会話が全然盛り上がらないというのは何度も経験してきました。
どうしても会話のテンポが良くないんですよね。
特に、普段仕事で対面のコミュニケーションをそれほど必要としない人には、相手に対する返答の「正しさ」を意識してしまう人が多いです。
たとえば「休日は何してるんですか?」と女性から聞かれたときに、
(これといって決まってやってることはないな・・・買い物は好きだけどそんなに行く頻度は多くないし・・・YouTubeはよく見るけどジャンルもバラバラだし何て言えばいいんだ?)
とかいろいろ頭の中で考えてしまって、「んー・・・」と言ったきりしばらく沈黙してしまう。
僕は本当にこんな感じでした。
これが一度ならまだしも、質問される度にやってしまうと大惨事は免れません。
どうしても、女性からするとあなたが楽しくなさそうに見えてしまいます。
すぐに質問に対する答えが出てこないときは、
「んー、これっていうのはないですけど、どうかなぁ、最近は〇〇とかよくやってますかね~」
という感じで、頭の中のことをそのまま口に出してしまって構いません。
話の上手い人でも、その発言を文字に起こしてみるとかなり無駄なことも話していますし、必ずしも論理的というわけでもありません。
話下手な人は、きれいな文章を会話の中でも意識しすぎて話せなくなっているケースが大半です。
多少回りくどかったり、論理的におかしかったりしても相手は絶対に気にしていない(気付かない)ので、会話が続かないという人はとにかく何か話すことを意識してみましょう。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
- 話下手の男性は、初デートの会話で相手を楽しませようと考えてはいけない。自分が楽しむという気持ちでコミュニケーションを図ることが、相手に対して興味を示すことにつながり、相手も話をするのが楽しくなるという好循環を生む。
- マッチングアプリはお互いのプロフィールを確認した上で対面しているが、会ったときにもっとも大切なのこと、プロフィールの内容をより深く知ることではなく、同じ時間を過ごす中で感情を共有することである。
- 話下手の男性でいつも会話が盛り上がらないという人は、普通の人が違和感を感じるような話の間を作ってしまっている可能性がある。そのような人は、会話の正しさを気にしすぎず、すぐに何かしらの反応を相手に示すことを意識するとよい。
マッチングアプリを頑張っていても、なかなか結果が出ない期間は必ずあります。
そんなときでも、自分が至らなかったことを反省するばかりではなく、純粋に会話を楽しむ気持ちを持って女性と向き合ってください。
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