恋愛と無縁の男性は自己肯定感の低さが原因|高める方法を紹介

「自分なんか恋愛するに値しない人間だ。恋愛に積極的になれない」
「自分のありのままを受け入れてくれる人なんていない」

このように、恋愛において自分に自信を持てないでいる人は少なくないでしょう。

僕自身も昔は自分が嫌いで仕方ありませんでしたし、そのせいで学生時代は恋愛なんて自分には関係のないものだとさえ思っていました。
しかし、少しずつ考え方を変えて勇気を出して行動していくことで、自分を肯定的に捉えられるようになりました。

実は、自己肯定感を高めることは決して難しいことではありません。

本記事では、自己肯定感を高める方法についてお話しします。
記事を読んでいただくことで、自己肯定感を高めることは難しくないことが理解でき、恋愛に向き合えるようになるはずです。

自己肯定感について

自己肯定感について

そもそも、自己肯定感とは

自己肯定感は「自尊心」「セルフイメージ」などと似た意味で用いられる、自分に対する捉え方を示す言葉です。
自己肯定感の定義は、学校教育やカウンセリングなどの専門分野によって、また研究者によっても異なります。

メンタルケア心理士の菅原隆志さんは、「自己肯定感」をと定義しています。

自己(自分自身)を肯定的に解釈して生まれる肯定的な感情のことで、積極的に肯定して生まれる感情

出典元:菅原隆志『自己肯定感を高める方法』

自己否定せず、ありのままの自分を好意的に受け止める感覚というイメージですね。

ここで気をつけたいのは「自己有用感」とは異なるということです。
自己有用感とは、自分は人の役に立っている・社会に貢献しているなど、自分が有用・有能であると思える感情のことです。

自己有用感が自分の評価を他者に求めるのに対し、自己肯定感は自分の内なる評価のことを指します。

日本人は自己肯定感が低い

諸外国に比べて、日本人は自己肯定感が低い傾向にあります。

平成26年版 子ども・若者白書(内閣府)によると、自己肯定感に関する問いに「自分自身に満足している」と回答した割合は、諸外国では7割を超えるのに対して、日本の若者は5割を下回っています。

自己肯定感が低くなる原因として、幼少期の親からの虐待や学校での虐めなど、自己を否定されるような経験が「自分には価値がない」という考えを根付かせてしまいます。

僕自身も、中学生の頃に女子から陰口を言われたことが「自分なんか恋愛をすべきじゃない」と思い込むきっかけになっていたことは間違いありません。

また日本人が特に自己肯定感が低い原因は、学校教育にあるといえるでしょう。

高度経済成長期は画一的な人材を育てることが産業の発展にもっとも効率的であったため、教育カリキュラムもそれを目指したものになっていました。

個の力が影響力を持てる時代になりつつある今も教育制度はまったく見直されておらず
「与えられた問題を模範解答通りに解く」「指導者に従い規則を遵守する」ことが正しいという刷り込みをされています。

つまりこうした教育文化に馴染めない子どもは、すばらしい個性を持っていたとしても自分を嫌いになってしまう可能性が極めて高くなってしまうのです。

自分に対する価値観というのはきっかけがないと変わるものではないので、大人になっても自己肯定感は低いままです。

恋愛や仕事でうまくいかない人は、この自己肯定感の低さが原因となっていることが多いのです。

自己肯定感を高める方法

自己肯定感を高める方法

自己肯定感を高める方法として、以下の3つについてお話しします。

1. 自分を客観視し、他人と比較しない

2. 失敗を失敗と捉えず成長の糧にする

3. 考えてもダメなら、筋トレをしよう

1. と 2. については、これが常にできていれば必然的に高い自己肯定感を維持できます。
自己肯定感を高めるためには必ず意識しなければならないことは間違いないですが、普段から意識していてもすぐに身につくというものではありません。

そこで、3. ではすぐに取り組める筋トレを自己肯定感を高める方法のひとつとして紹介します。

1. 自分を客観視し、他人と比較しない

自己肯定感が低いことをなんとなく自覚はしているかと思いますが、自分を否定的に感じているポイントを明確にすることが自分を正しく理解することにつながります。

まずは自分に対する感情や、自分の嫌いな所をリストアップしてみてください。

「自分はモテない」「自分は仕事ができない」「自分は社会生活に向いていない」など思い浮かぶと思います。

これらを「私は今、『自分はモテない』と考えているんだな」という客観的視点で言い換えてみてください。
「自分は駄目な人間だ」という思い込みから、現状の自分を認識している状態に意識を変えるのです。

こうすることで、将来の自分はもっと良くなるという感覚になっていきます。

自己肯定感が低い人は良くない結果に対して否定的な見方しかできない傾向があります。
これに対して、自己肯定感が高い人は将来の自分に希望を持っているのです。

一番やってはいけないことは、他人と自分を比較して自分を卑下してしまうことです。
比較すべきは過去の自分です。

ほんの些細なことでも構いません。
自分の成長を実感する経験を積めば、自己肯定感はどんどん高まっていきます。

2. 失敗を失敗と捉えず成長の糧にする

自己肯定感が低い人は、自分なんかが成功するはずがないという思い込みをしがちです。
これは失敗したときに傷付くのが怖い、つまり自分を否定された気持ちになってしまうと考えてしまっていることが原因です。

自己肯定感の高い人は、失敗を恐れません。

もちろん、いきなり脱サラ・独立してラーメン屋を開業するとか、借金してマンションのオーナーになるとか、そんな人生の一大勝負に出るときは正しくリスクを恐れないと取返しのつかないことになりかねません。

ここで言いたいのは、女性をデートに誘うとか、仕事で自分のアイデアを提案するとか、そういったことです。
確かに断られないに越したことはありませんが、断られたところで何も失うものはありません。

自己肯定感の高い人は、そんな些細な失敗を失敗とは思っていないのです。

自己肯定感の低い人にとってのそのような失敗は、自己肯定感の高い人からすると、成長のために必要なひとつの経験にすぎません。
世の中で成功している人は、華々しい功績ばかりに見えますが、その裏では数え切れないほどの見えない「失敗」があるのです。

成長は小さな失敗の積み重ねでしか得られません。
自己肯定感が低いというのは、それだけ成長の機会を損失しているともいえるのです。

自己肯定感の低い人は「失敗したらどうしよう」ではなく「もし失敗したら何が起こるのか?」を考えてみましょう。

前述したように多額の借金を背負うようなリスクがあるなら、それは恐れが必要なことです。
でも失敗しても自分が傷付くだけで済むようなことなら、そんなことを恐れていてはいけません。

自己肯定感の低い人にとって簡単なことではないでしょう。
でも、その小さなチャレンジの積み重ねが、自己肯定感を高めていくのです。

3. 考えてもダメなら、筋トレをしよう

ここまでで重要なマインドセットについて話してきました。

とはいえ、考え方をすぐに変えることは難しく、絶えず自分と向き合い続ける必要があります。
そこで自分のペースで自己肯定感を高めていくためにおすすめしたいのが筋トレです。

特に体型にコンプレックスがある人は自己肯定感も低くなりがちですが、太り気味の人と痩せすぎの人は、筋トレで体型が変わるだけで信じられないほど自己肯定感が高まるはずです。

筋トレの良い所として、

① 初期の頃、短期間で成果が目に見えて現れる

② 見た目だけでなく、筋力アップも実感できる

③ やる前は気乗りしなくても終わった後は爽快

といった点が、自己肯定感を高める要因になるといえます。

① 初期の頃、短期間で成果が目に見えて現れる

身体を鍛える習慣のない人が正しく筋トレをすれば、1ヶ月足らずでシルエットに変化が出てくる場合がほとんどです。

そのため、なかなか身体の変化を感じられずに自己否定に陥ってしまう心配も少ないです。

僕は大学時代はずっと引き籠っていたので、卒業時にはブヨブヨのだらしない身体でした。
それでも就職まで1ヶ月弱の期間に自宅で筋トレに励み、服の上からでも身体つきが変わるのがわかるほどの変化がありました。

10月の内定式で1回会っただけの同期に「めっちゃ痩せてない?」と4月に言われたくらいです。

僕は今ではジムに通っていますが、正しいやり方にこだわらなくても筋肉への負荷が感じられれば効果は得られるので、特に初期の頃は自宅でできる自重トレーニングで十分です。

② 見た目だけでなく、筋力アップも実感できる

筋トレにより筋力がついてくると、同じトレーニングはラクにこなせてしまいます。

腕立て伏せやスクワットをできる回数が増えたりより負荷の大きいフォームでできるようになったりすることで、自身の肉体の成長を実感することができます。

これが「自分で決めたことを継続でき、成果も出ている」という自己肯定感につながります。

自己肯定感が低い人は「他人にどう見られるか」を気にしてしまいがちですが、筋トレに取り組むことは自分と向き合うことなので、意識を自分に向けることができるのです。

③ やる前は気乗りしなくても終わった後は爽快

僕は一時期ジムに週3回ほど通っていましたが「よし、今日もジムに行くぞ!」と意気込んで行くことはほとんどありませんでした。
僕だけじゃなくて、そういう人がほとんどのはずです。

でもたった30分程度のトレーニングが終わった後は、いつも清々しい気持ちになります。

つらいことの先には達成感があり、これがまた「自分はやればできる」という自己肯定感を生みます。

僕は筋トレを通じて、普段の生活の中で小さな達成感を得られる機会があることが、人生にメリハリをつけるために必要だと気付きを得ました。

スポーツ全般や勉強にもいえることだと思いますが、筋トレはこの小さな達成感を得るには最高の自分磨きではないでしょうか。

さいごに

自己肯定感を高めることは重要ですが、自分のマインドセットを変えることは容易なことではありません。

しかし、筋トレなら今すぐにでも取り組むことができます。

やらない言い訳はいくらでもできます。

でもそれを乗り越えた先に、高い自己肯定感を持ったあなたが待っています。

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